3日間で宮崎県南部を周遊する、移住交流バスツアーその名も『宮崎アドベンチャークルーズ〜感動体験周遊記〜』!10月実施ツアーと同様、今回も3日間という短い間ですが、各地の人々との心の交流をメインに考え、内容が盛りだくさんとなりました^^
今回のお客様は、関東近辺(東京・神奈川・千葉・埼玉)在住の20代〜70代の幅広い年齢層の方々です。
宮崎に興味のある人から、具体的な移住先を探している方まで、色々な目的を持った20名の参加者が宮崎にやってきました。
スタッフであるわたくし山下が、参加者の引率のため前日から東京入りしていたのですが、2月上旬の東京は例年になく寒く、大雪の警報が出ていました。。。一時は遅延や欠航を心配したのですが、各方面の飛行機の欠航が相次ぐ中、なんとか羽田発→宮崎行きは無事宮崎へ向けて出発する事ができました!良かった^^
約1時間半程のフライトを終え、無事宮崎空港へ。天気は東京とうってかわって、快晴! さすが、南国宮崎ですね。
1日目の最初の目的地は「串間市市木(いちき)地区」にある幸島(こうじま)に向かい、特別天然記念物の「幸島の猿」の生態観察を行う予定でしたが、波が高く、あえなく断念。
一路、美味しいいちごを求めて「日南市北郷」にある「南いちご農園」さんへ向かいました。
日南市の北郷で「南いちご農園」を営む南浩二さんは、大分県からの移住者でもあり、移住の話を交えながら、日南市の紹介や、いちご農園を始めるに至った経緯などをお話頂きました。
参加者の皆さんも、南さんのお話に熱心に耳を傾けていて、苺に関しての質問やなども活発にされていました。
南いちご農園さんで栽培されているのは、「さがほのか」と呼ばれる品種です。色鮮やかで、表面がみずみずしいですね!
参加者の皆さんも、お喋りをしながらいちご狩りを楽しんでいらっしゃいました^^
いちご狩りを充分に堪能した跡は、串間市の市木地区へ向け、出発。
30分程バスを走らせると、串間市の市木(いちき)地区へ到着。こちらの海岸は、「日本の渚100選」に選ばれる程の美しさです。
そしてこちらが「幸島(こうじま)」。周囲が約4kmの無人島で、現在は約80頭の野生猿か暮らしています。
1日目の昼食は、その幸島の目の前にある「Happy Island Drive-in」にて串間市のご当地グルメ「マヒマヒバーガー」をみんなで頂きました!
「マヒマヒバーガー」とは、日南・串間でよく穫れる「シイラ」のフライのフィッシュバーガーの事で、ハワイの方々はこの魚の事を「マヒマヒ」と呼んで、好んで食べられているそうです^^日本でいうと「タイ」くらいめでたいお魚だと言われています!
料理の説明をしてくださるのは、「Happy Island Drive-in(ハッピーアイランドドライブイン)」店長の、久志果奈子(くしかなこ)さん。久志さんも、関東からの移住者で、移住に至った経緯や、宮崎の素晴らしさなどをお話してくださりました。
かつて営業していた「幸島(こうじま)ドライブイン」を古民家風に改装し、「日本のハワイ」とも呼ばれる串間市の市木(いちき)地区にマッチした店内となっています。
食事後は、幸島ドライブインから歩いてすぐの所にある、幸島前の砂浜へ。
正面に見える大きな島が、幸島です。
幸島に渡れなかった事は残念ですが、また次回へのお楽しみという事で、全員で記念写真を撮りました!
幸島ドライブインでの昼食を終えたあとは、串間市のもう1つの天然記念物である「都井岬の野生馬」の生態観察をするため、一路都井岬へと向かいました。
今回、都井岬の「御崎馬」の生態解説ガイドを努めるのが、自治体職員でもあり、「馬研究家」でもある秋田優(あきたまさる)氏。
県外からの移住者でもある秋田さんは、学生時代に都井岬の馬に惚れ込み、串間市へ移住されたという経緯があります!
秋田さんは、都井岬で馬の保護活動や、地域も盛り上げる為の活動を行っています。都井岬で独自に繁殖されてきた「御崎馬」の
生態を、参加者の皆さんは熱心に聞き入っていました。
馬を間近で観察する事が初めての方も多く、皆さん興味津々^^
その後、「都井岬ビジターセンター」へ向かいました。屋内には都井岬の馬に関する展示がしてあり、こちらも秋田さんが詳しく教えてくださりました。
都井岬で「御崎馬」の生態を観察した後は、1日目の宿泊地である「くしま温泉いこいの里」へ。「いこいの里」では、串間市で活動する地域団体「新くしま人応援隊」「串間移住者ネットワーク」、「NPO法人Rainbow Tree(レインボーツリー)」そして「串間市役所」の移住担当の方々にご出席頂きました。
はじめに、串間市役所の移住担当である小玉さんに、串間市の概要や移住の取組、資料のご提供をして頂きました。
続いて、串間移住者ネットワーク会長の島田さんです。「ゆうゆう田舎暮らし」という串間市に移住された方々が生活しやすい環境をつくるために、串間市の移食住に関するガイドブックを作られました!
そして、新くしま人応援隊の古屋さん。移住情報のサポートや、移住後のアフターケアなどに取り組まれています。
最後に、東京からの移住者でもある、「NPO法人Rainbow Tree(レインボーツリー)」の桜井求さんに、「事例発表」として移住の経緯や、NPOでの取組をお話頂きました。
「移住者」「地元の方」「関東からの参加者の方」色々な方面の方々が交流し、活発に意見の交換をされていました。
以上、1日目のレポートでした!
2日目は、日南市の周遊です。
宮崎アドベンチャークルーズ2日目へ続きます!
【1日目の感動体験案内団体ご紹介(敬称略)】
■NPO法人Rainbow Tree(レインボーツリー) http://rainbowtree.info/
串間市の市木(いちき)地区を中心に活動し、ソーシャルビジネスとう手法を用いて、地域課題の解決や地域振興(カフェの運営)などに取り組んでいます。
■秋田優さん http://kushima-city.jp/toi/visitor/index.html
都井岬の馬に惚れ込み移住。自治体職員を努める傍ら、後進ガイドの育成、馬の保護活動、地域振興の為の取組を行っています。
■くしま温泉いこいの里 http://kushima-spa.com/
串間温泉は泉質が良く、「美人の湯」とも言われ地元の方々の憩いの場となっています。